住宅ローンアドバイザーにここが聞きたい

住宅ローンお役立ち情報

住宅ローン利用者の金利タイプ別の割合
変動型 35.8%
全期間固定型 24.6%
固定期間選択型(10年) 20.0%
他 3年固定 6.9%  5年固定 6.6%  10年超固定3.5%
10年未満固定 1.4%  2年固定 1.3%

 

住宅ローンの商品特性や金利上昇リスクへの理解度
変動型や固定金利選択型をご利用の約4割の方が
「理解しているか不安」「よく理解していない」「全く理解していない」という回答。

住宅金融支援機構「平成20年度民間住宅ローン利用者の実態調査」より

 

変動金利型の住宅ローンのしくみ
変動金利型は、金融情勢の変化に伴い返済の途中でも金利が変動するタイプです。

 

5年ごとの返済額見直しで、残元金およびその時点の金利により新返済額を決定します。
その際には、新返済額は旧返済額の1.25倍までという上限規制がついているローンが一般的です。

 

金利が上昇すると利息部分が多くなり、借入残高の減りが遅くなります。

 

金利が下降すると利息部分が少なくなり、借入残高の減りが早くなります。

 

借入時より大きく金利が上昇すると返済額を超える利息(未払利息)が発生する場合があります。

 

返済開始から10年間返済した時点での元金残高はどのくらいか?

 

試算条件
借入額2500万円、元利均等返済(ボーナス払いなし)、返済期間35年、
10年固定金利(当初10年間2.25%(11年目以降も金利が変わらないと仮定))

 

10年経過時点での借入残高は、
まだ、約78%(約1950万円)も残っています!
                                    2009.11.20

全宅住宅ローン「フラット35」とは

全宅住宅ローン「フラット35」は、全宅住宅ローン(株)と
独立行政法人住宅金融支援機構が提携し、最長35年間、
全期間固定金利の住宅ローンです。

全宅住宅ローン「フラット35」のご利用を!

全宅住宅ローン、メリットの説明。そしてワンストップサービスをぜひご利用ください。

全宅住宅ローン株式会社とは

全宅住宅ローン(株)とは、全国約10万社の都道府県宅地建物取引業協会の
会員により、不動産取引業務を迅速に進められること及び住宅購入者に
「安心してご返済」いただける住宅ローンを提供することを目的として、
平成16年11月に設立されました。

全宅住宅ローン「フラット35」の利用のメリット

 1.融資金利は業界最低水準に設定!
   お客様に安心してご利用いただけます。
 2.事前審査制度有り!
   2営業日以内に結果回答。
 3.100%融資も対応可能!
   提携金融機関利用により可能。
 4.ワンストップサービスが可能!
   不動産購入申込みと住宅ローンの申込みが当社にて実施可能。

08.07.01

全宅住宅ローン「フラット35」の商品概要

おおよその概要です。詳細は下記ホームページをご覧下さい。
 
 1.ご利用いただける方
   ①お申し込みの年齢が70歳未満の方
   ②年収に対して次の基準割合を満たしている方
     年収400万円未満30%、400万円以上35%

 2.お使いみち
   申込ご本人またはご親族がお住まいになるための住宅建設資金または購入資金
    リフォームのための資金や、ローンのお借換えにはご利用いただけません。

 3.融資対象となる住宅
   ①住宅の床面積が、一戸建て住宅70㎡以上、共同住宅(マンションなど)30㎡以上
   ②住宅の耐久性などについて住宅金融支援機構が定めた技術基準に適合する住宅
     適合証明書の取得が必要です。
   ③建設費または購入価額が1億円以下(消費税を含みます)
   ④土地の購入資金のみに対する融資はできません
     土地の購入資金に対する融資は、建設費の融資と同時に行います

 4.融資金額
   100万円以上8000万円以下で、建設費または購入価額の90%以内

 5.返済期間
   次のいずれか短い方であること
   ①15年以上35年以内
   ②完済時の年齢が80歳となるまでの年数

 6.融資金利
   全期間固定金利方式
   返済期間(20年まで、20年超)に応じて、それぞれ融資金利を設定
   融資実行時の金利がお借入期限まで適用されます(申込時の金利ではありません)
   融資金利は下記ホームページをご参照していただくか当社へお問い合わせください

 7.融資手数料
   Aタイプ  融資額×2.1%(消費税含む)  (毎月の返済額を抑えたい方向け)
   Bタイプ  一律 105,000円(消費税含む) (初期費用を抑えたい方向け)
     どちらかをご選択いただきます。

 8.諸費用
   融資手数料、初回返済金、入院保険料、団体信用生命保険初年度特約料等
   を融資実行金より差引かせていただきます

 9.融資実行日
   毎月15日(土・日・祝日の場合は翌営業日)から、月末(土・日・祝日の場合翌営業日)
   まで

10.返済方法
   毎月払い 毎月5日自動引き落とし
   ボーナス払いも併用できます

11.担保
   融資対象となる住宅及びその敷地に、住宅金融支援機構を抵当権者とする第1順位の
   抵当権を設定していただきます。登記費用はお申込人負担です

12.保証料・保証人
   必要ありません

13.団体信用生命保険
   原則として、機構団体信用生命保険へご加入いただきます

14.火災保険
   火災保険をおかけいただきます

15.必要書類
   運転免許証(写)等の本人確認資料、住民票、公的収入証明書、売買契約書(写)、
   土地・建物の登記簿謄本等の必要書類を借入申込時にご提出いただきます
    (申込内容により提出書類は異なります)

16.遅延損害金 
   14.5%

詳細は、全宅住宅ローン株式会社 URL: http://www.zentakuloan.co.jp
をご覧下さい。                           

ワンストップサービス

 1.当社が売買の仲介または住宅メーカーをご紹介した場合、
   全宅住宅ローンをご紹介できます。
   住宅ローンの申込手続きも当社で実施可能です。

 2.フラット35に必要な「適合証明書」の申請・受領もお手伝い致します。
   (全ての建物で「適合証明書」が取得できるとは限りません。
    また物件検査料はお客様のご負担となります)

 3.お客様に合った住宅ローンをシュミレーションして、返済計画をご一緒に作成します。

 4.住宅ローンに限らず、不動産に関するご相談もお受けいたします。
                                         08.07.11

フラット35の特徴

 住宅ローンには、いくつかの種類がありますが、そのうち長期固定金利の代表格の
   「フラット35」のおおよその特徴を掴みましょう。 
   
    1.申込人の要件
     ・申込時の年齢が70歳未満
     ・全ての借入金の年間返済額の年収に占める割合が
      400万円未満の場合30%以下、400万円以上の場合35%以下  ほか
    2.融資対象となる住宅
     ・住宅の床面積が、一戸建て住宅等の場合:70㎡以上、
                 共同住宅(マンションなど)の場合:30㎡以上
     ・適合証明書の交付が必要
    3.融資額      
     100万円以上8000万円以下で、建設費または購入価額の9割以内
    4.返済期間
     15年以上35年以内、かつ、完済時の年齢が80歳となるまでの年数
    5.返済方法
     元利均等返済または元金均等返済、ボーナス併用払いも可能
    6.融資金利
     固定金利、取扱金融機関によって異なる
    7.融資手数料
     取扱金融機関によって異なる
    8.保証料・保証人
     不要
    9.繰上返済手数料
     なし。ただし、繰上返済は100万円以上
   10.団体信用生命保険  
     原則として、機構団体信用生命保険特約制度に加入

金利の種類 基本は3つあります

 住宅ローンの金利は、固定金利型・変動金利型・固定金利期間選択型の
 3種類があります。それぞれの金利の特徴はこちらです。

固定金利型

借り入れ時に設定された金利が返済が終了するまで変わりません。

メリット

金利が変わらないということは、毎月の返済額が変わらないということなので、

返済計画がたてやすい。

デメリット

変動金利に比べると契約当初の金利は高め

変動金利型

金利が半年に1度見直されます。

メリット

金利が下降傾向にある時には、金利変動によって利息負担が小さくなります。

デメリット

金利上昇時には利息負担が大きくなる心配があります。


※返済額の見直しは5年に1度だけなので、本来払わなければならない利息が返済額を上回り、未払い利息として繰り越されることもあります。

返済額の見直しに上限があるため(上昇幅は最大25%)、金利が大幅に上昇した場合、毎月の返済額だけでは増えた金利分の支払いが間に合わず、当初の借入期間が終了しても利息分の支払いが終らず完済が遅れる場合もあります。

当初の金利が低いということだけで変動金利を選んでしまうと、金利の動向によっては後々の返済が厳しくなる可能性もあります。

固定金利期間選択型

金利見直しのタイミングを選べる金利タイプです。

例えば3年固定であれば3年間は固定金利で期間終了後に3つの金利タイプ

「固定金利型」「変動金利型」「固定金利期間選択型」

 を改めて選ぶことが可能です。

メリット

借入期間全固定金利のタイプと比較すると当初の金利は低く、数年間は金利が変わらないという安心感があります。

デメリット

金利の動向に無頓着でいると、有利な条件での選択チャンスを逃してしまう可能性もあるので、金利への注意が必要です。