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女性限定マンション② 2018年10月号

2019.04.17

前回は女性限定マンションのメリットについてお話ししました。
メリットがあれば必ずデメリットもあります。

 

女性限定であることを逆手にとった犯罪被害があり、
絶対安全とはいえない

女性ばかりが入居しているから必ずしも安全という訳ではありません。
不審者は外部からも侵入してきますし、”女性しか住んでいない=
非力な人しか住んでいない”と逆にターゲットになってしまう恐れあり、
女性限定マンションかどうかはネットでも簡単に検索すればすぐにわか
ってしまいます。女性限定マンションだからといって、安全面で過信し
ないように気を付けましょう。

 

家賃が高い
セキュリティ設備や女性向けの設計に特化したことにより、どうしても
建築費や維持費がかかってしまうので、貸主は家賃を上げざるを得ません。
その為、相場よりも家賃が高くなってしまうのです。
そもそも女性限定マンションは人気が高いので、高めの家賃を設定してい
るケースもあるようです。

 

同棲はもちろん禁止。身内であっても男性を家に呼べない場合も

徹底的に男性の出入りを禁止している女性限定マンションもあります。
遊びに来てくれた親兄弟でも入室さえ出来ないことも…。
その分見知らぬ男性がマンションを出入りすることがないというメリット
にもなりますが、”家族ぐらいは招きたい”という人にはデメリットにな
ってしまうでしょう。

 

ルール違反をして、男性を敷地内に入れてしまう住人がいることも
実際によくあるトラブルの一例です。
いくら女性限定マンションでも、住人が規約を守らなかったり、管理が行
き届いていないと、普通に男性の出入りや宿泊があり「なんの為に女性専
用マンションを選んだのかわからない…」なんてことに。
女性限定マンションなのに、実は同棲していたというパターンもあるのが

実情のようです。