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2016年 川口市の基準地価の動き 2016年11月号
2017.12.28
9月20日、2016年7月1日時点の基準地価が発表されました。
川口市内46地点を点検してみます。
川口市内では住宅地40地点、商業地5地点、工業地1地点あります。
住宅地の上昇地点は、前年に比べ15地点、横ばい25地点。
商業地の上昇地点は2地点、横ばい3地点、工業地は横ばい1地点となりました。
結果、川口市内の下落地点は無しとなります。住宅地の上昇地点の中で、1,000円/㎡~2,000円/㎡の上昇地点が7地点です。
上昇率が高い地点で旧鳩ヶ谷市が健闘しています。
坂下町3丁目 183,000円 (2、8%)
鳩ヶ谷本町2丁目 170,000円 (1、2%)
南鳩ヶ谷3丁目 183,000円 (2、8%)
他では、
本町4丁目 410,000円 (20、2%)
並木元町 323,000円 (1、6%)
青木4丁目 235,000円 (1、3%)
飯塚1丁目 320,000円 (2、2%)
川口6丁目 308,000円 (2、0%)
本町4丁目は、住宅地として基準地点の中で一番高い410,000円で前年の341,000円から大幅な上昇です。
商業地では、
栄町3丁目 1,100,000円 (4、8%)
川口4丁目 455,000円 (2、2%)
(1平方メートルあたり、カッコ内は変動率)
上昇地点は、数地点を除き最寄駅から徒歩10分以内の地点となっています。
このあたりが東京都区内の影響があるのかもしれません。
川口市の基準地価は、浦和、大宮の上昇ほどではありませんが、市内全域で落ち着いた地価になっていると思います。
新築物件も多数登録され、価格競争もあります。
東京都区内の影響を受け、市内の地価も横ばいから多少の下落の動きが出るかもしれません。