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賃貸物件で一番多いトラブルは? 2018年5月号

2018.11.12

 

新しい住まいを探すとき、契約するとき、そして住んでからも、

トラブルが発生してしまうことがあります。


賃貸住宅に住んでいる人に、どんなトラブルに遭遇したか、そし

てトラブル解決のためにとった行動などを聞いたアンケートがあ

りましたのでご紹介します。

事前に防げるもの、その場で対処するしかないものなど、参考に

なる内容です。


         
実際どのようなトラブルにあっているのか聞いてみると、物件の

欠陥や設備の故障などのトラブル(67.7%)がトップ、次いで近隣

トラブル(61.0%)となりました。賃貸物件は、新築でない限り以

前に誰かが部屋を使用しているため物件の欠陥や設備故障などが見

つかるケースが多いです。近隣トラブルは賃貸物件に限ったことで

はありませんが、経験したことがある人が6割を超えました。

続いて3位に「敷金、原状回復のトラブル」(20.7%)、4位「物件

探しでのトラブル」(18.0%)、5位「契約に関するトラブル」

(16.7%)という結果になっております。

 

またトラブル後、そのトラブルが解決したかどうかについては、約

7割(70.7%)が解決したと回答しています。
解決法は「管理会社に連絡をした」(56.6%)が圧倒的に多く、次

いで「不動産会社に連絡をした」(32.5%)、「大家に連絡をした」

(25.9%)と、関係する管理会社や不動産会社に相談している人が多

いようです。 トラブルが起きたとき、特に近隣トラブルなどの場合は

当事者同士で直接解決しようとすると、余計に溝が深まったり、さら

に大きなトラブルになる可能性もあります。
管理会社や不動産会社、大家など、部屋を管理する人に相談し、その

人を介して話し合いをしたり、集合住宅であれば貼り紙をしてもらう

などでトラブルを他の住人に知らせてトラブル解決を図るのが賢明と

言えそうです。

また、「家族、友人、知人に相談した」は2割程度いらっしゃいました。